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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 75日線までのリバウンドを経て、その後は25日線水準での推移


 日経225先物は11時30分時点、前日比240円高の2万6970円(+0.89%)前後で推移。寄り付きは2万7210円と、シカゴ日経平均先物(2万7075円)を上回ってギャップスタートで始まり、現物の寄り付き時には一時2万7270円まで買われた。米国市場の上昇に加えて、朝方のグローベックスの米株先物でNYダウ先物が170ドル高程度で推移していたことから、ショートカバーを交えた上昇となったようだ。ただし、75日移動平均線が心理的な抵抗線として意識されるなか、買い一巡後は利食いにより2万6910円まで上げ幅を縮めた。とはいえ、下を仕掛けてくる動きにはつながらず、その後は25日線水準での推移を継続。

 日経225先物は75日線までのリバウンドを経て、その後は25日線水準での推移を見せており、想定内の動きといったところであろう。後場は25日線水準でこう着しそうだが、底堅い値動きを継続するようだと、再び節目の2万7000円を突破しショートカバーを誘う動きを見せてくる可能性はありそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で14.26倍に上昇した。一時14.31倍まで上昇し75日線を突破する場面も見られたが、その後は同線を挟んだこう着で推移している。25日線辺りまで低下する局面があるようだと、リバウンド狙ったNTロングが入りやすいだろう。

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