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【材料】きずなHDが急反落、新店コストなど増加し第1四半期は増収減益

きずなHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 きずなホールディングス<7086>が急反落している。前週末14日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算が、営業利益1億9700万円(前年同期比5.5%減)、純利益9900万円(同7.5%減)と減益となったことが嫌気されている。

 通期出店計画20ホールに対して4ホールの新規出店を行ったほか、前期からの好調を維持し葬儀件数が2746件(同18.3%増)と順調に増加したことが寄与し、売上高は22億8500万円(同11.2%増)と増収となった。ただ、新型コロナウイルス感染症第7波の影響で葬儀単価が低下したほか、新規出店や人員増に対するコストが増加し利益を圧迫した。

 なお、会社側では第1四半期は期初計画通りの利益進捗であるとして、23年5月期通期業績予想は売上高102億円(前期比10.0%増)、営業利益12億2000万円(同13.8%増)、純利益6億6000万円(同10.2%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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