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【市況】アジア株 総じて下落、香港株は大幅続落

東京時間18:00現在
香港ハンセン指数   16832.36(-384.30 -2.23%)
中国上海総合指数  2979.79(+5.65 +0.19%)
台湾加権指数     13106.03(-596.25 -4.35%)
韓国総合株価指数  2192.07(-40.77 -1.83%)
豪ASX200指数    6644.99(-22.77 -0.34%)
インドSENSEX30種  57678.23(-312.88 -0.54%)

 11日のアジア株は総じて下落。前日の米株安やその後の米国株価指数先物の時間外取引での下落が重石となり、アジア株はおおむね売り優勢で推移した。上海株は小反発。前日の大幅安の反動もあり、売り一巡後は堅調な推移を見せた。香港株は大幅続落。中国国内での新型コロナウイルスの感染再拡大や米国政府が半導体製造装
置の輸出規制強化を打ち出したことが圧迫要因となっている。
   
 上海総合指数は小反発。化学品メーカーの万華化学集団、原子力発電会社の中国核能電力(チャイナ・ナショナル・ニュークリア・パワー)が買われる一方で、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、酒造会社の貴州茅臺酒、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、不動産開発の碧桂園(カントリー・ガーデン・サービス)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。道路建設会社のトランスアーバン・グループ、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズが買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、資源・鉱山会社のBHPグループ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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