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【材料】日経レバが1万4000円台割れ、売買代金断トツで個人投資家の注目度の高さ示す

日経平均 <日足> 売買代金 「株探」多機能チャートより
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が反落、一時325円安の1万3965円と1万4000円大台を割り込んだ。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率が日経平均の2倍に基本設定されており、ボラティリティの高さに着目した個人投資家の短期売買対象として人気がある。

 ここ全体相場が上下に不安定な動きとなるなか商いは高水準で、全市場を通じて2位のレーザーテック<6920>にダブルスコアに近い大差をつけ売買代金首位となっている。米国株市場では日本時間あす未明に発表されるFOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見を前にリスクオフの売りに押される展開で、東京市場もこれに追随し弱気優勢の地合いとなっており、日経レバも下値を探る動きを強いられている。信用取組は直近データでは買い残が急減する一方で売り残が増加しており、下値リスクに身構える個人投資家の思惑を反映している。

出所:MINKABU PRESS

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