市場ニュース

戻る

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):三井松島HD、フジクラ、ニチコン

三井松島HD <日足> 「株探」多機能チャートより
■三井松島HD <1518>  3,715円  +240 円 (+6.9%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
 三井松島ホールディングス<1518>や住石ホールディングス<1514>など石炭関連株が高い。19日付の日本経済新聞は、「スイスの資源大手グレンコアが日本の需要家と交渉していた発電用石炭(一般炭)の大口契約価格が一部で決着した」と伝え、「2022年4月からの年間価格は1年前の約3倍超の1トン375ドルと過去最高値となった」と報じた。ロシアによるウクライナ軍事侵攻による供給停滞で、天然ガスや石炭などの発電用燃料の調達競争が激化したことが背景にある、としている。この発電用石炭価格上昇の報道を受け、石炭商社の三井松島HDなどに買いが流入した。

■フジクラ <5803>  985円  +61 円 (+6.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位
 フジクラ<5803>が急反発、年初来高値を更新した。大和証券は18日、同社株のレーティングの「2(アウトパフォーム)」を継続するとともに、目標株価を920円から1100円に引き上げた。同証券では、23年3月期の連結営業利益を従来予想の431億円から562億円(会社計画500億円)に、24年3月期の同利益を477億円から615億円に増額修正した。ドル高・円安進行によるFPCや融着機などの採算改善効果や光ケーブル拡販による売り上げ増及び収益性改善、電子部品製品の販売拡大や利益率改善影響などを見直した。構造改革の取り組みに加え、12心間欠固定型光ファイバを実装したスパイダー・ウェブ・リボン(SWR)/高密度光ケーブル(ラッピング・チューブ・ケーブル=WTC)や電子部品といった複数の成長シナリオが今後の持続的な業績拡大を支えるとみており、電線セクターのトップピックに位置づけている。

■ニチコン <6996>  1,499円  +65 円 (+4.5%)  本日終値
 ニチコン<6996>が大幅高で3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が18日付で、投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を1650円から1750円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、アルミ電解コンデンサと回路・モジュールのバランスの取れた成長局面入りを予想。第1四半期(4~6月)業績はアルミ電解コンデンサが好調を牽引したほか、住宅用蓄電システムは拡販が進展。EV用フィルムコンデンサは需要増加に加え、収益も改善傾向が継続しており、通期計画はアップサイドも高まる方向にあるとしている。

■アシックス <7936>  2,734円  +111 円 (+4.2%)  本日終値
 アシックス<7936>が反発。18日の取引終了後、日本テレビホールディングス<9404>とともに、スポーツメディア事業やスポーツイベントの企画・運営事業などを手掛けるアールビーズ(東京都渋谷区)の全株式を8月31日付で取得すると発表したことが好感された。株式取得後の所有割合はアシックス65%、日テレHD35%となり、アールビーズはアシックスの連結子会社(日テレHDの持ち分法適用関連会社)となる。アールビーズは登録者数350万人超を誇る日本最大級のランナーのためのポータルサイト「RUNNET」の運営を行っており、アシックスではアールビーズが持つランナーとの接点を活用し、グループの商品開発や販売促進活動、ブランディング活動の強化を図るとしている。

■アサヒホールディングス <5857>  2,131円  +78 円 (+3.8%)  本日終値
 アサヒホールディングス<5857>が高い。18日の取引終了後、200万株(発行済み株数の2.5%)、または41億600万円を上限に、19日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自己株式を取得すると発表しており、これが好感されたようだ。なお、この日10時30分ごろに取得結果を発表し、予定通り買い付けを行ったことを明らかにした。

■ラウンドワン <4680>  2,018円  +66 円 (+3.4%)  本日終値
 ラウンドワン<4680>が反発。SMBC日興証券が18日付で、投資評価「1」を継続し、目標株価を2100円から2700円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券によると、23年3月期第1四半期は米国の好調、日本でのリオープニングによる回復と戦略的に改装を進めているギガクレーンゲームスタジアムの好調などで、想定以上の好決算だったと評価。米国は顧客の裾野拡大を含めた好調な需要に加えて、柔軟な価格戦略と好調なアミューズメントへの注力による効率的な運営によって良好な状況が続くとみられるほか、日本では改装店舗の更なる拡大、回復が遅れているボウリングなどの回復によりもう一段の回復期待が持てるとしている。

■北越コーポレーション <3865>  767円  +22 円 (+3.0%)  本日終値
 北越コーポレーション<3865>が反発。香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが同社株の保有割合を従来の9.69%から11.89%に引き上げたことが材料視された。18日に提出された大量保有の変更報告書で判明した。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としており、株主価値を守るため重要提案行為を行うことがある、としている。

■東京エレクトロン <8035>  46,600円  +680 円 (+1.5%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>が4日ぶり反発。8月8日に4万9890円の戻り高値を形成したが5万円大台復帰はならず、その後は再び下値模索の展開となっていた。前日は米国株市場で半導体セクターに買いが集まり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.3%高と反発に転じた。同日に半導体製造装置の世界トップ企業であるアプライド・マテリアルズ<AMAT>の5~7月期決算が発表されたが、売上高、一株利益ともに市場コンセンサスを上回ったことで、時間外取引で株価を上昇させている。これを横目に東京市場でも同社株をはじめ半導体関連株は強含みで推移する銘柄が多い。

■スカパーJ <9412>  578円  +6 円 (+1.1%)  本日終値
 スカパーJSATホールディングス<9412>は買い優勢の展開。株価は高値圏で継続的な買いが観測されており、前日も全般株安のなかで頑強な値動きを示したが、きょうも上値指向を続け、連日の年初来高値更新と気を吐いた。同社は18日取引終了後、米スペースXと通信衛星「Superbird―9」の衛星打ち上げサービス調達契約を締結したことを発表、足もとではこれが株価の刺激材料となっている。Superbird―9はフルデジタル化された通信ペイロードを搭載することにより、宇宙空間においても自由に通信エリアや伝送容量を変更可能な「フレキシブル衛星」として注目されている。

■トリドール <3397>  2,966円  +25 円 (+0.9%)  本日終値
 トリドールホールディングス<3397>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が18日付で、投資判断を「セル」から「ホールド」とし、目標株価を1800円から2200円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、海外積極展開や丸亀製麺のテイクアウト戦略などによる同業比での高い利益成長ポテンシャルを評価。第1四半期(4~6月)の海外出店実績59店を踏まえ、通期出店数を会社計画並みの185店に引き上げており、海外成長の加速を考慮することから、投資判断を引き上げたという。また、国内丸亀製麺の既存店売上好調や国内その他事業における収益改善を織り込み、23年3月期の事業利益予想を94億円から97億円へ、24年3月期を同105億円から117億円へそれぞれ引き上げている。

株探ニュース


日経平均




 

■関連サイト ※外部リンク