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【市況】日経平均VIは小幅に低下、株価堅調だが上げピッチの速さへの警戒感も

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.07(低下率0.38%)の18.20と小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は18.38、安値は17.92。

今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後も買い戻しの動きが優勢で、日経225先物は上げ幅を拡大する動きとなっている。ただ、市場ではこのところの上げピッチの速さを警戒する声もあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退しにくくなっている。こうした動きや心理を映し、今日の日経VIは昨日の水準近辺での推移となっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《FA》

 提供:フィスコ

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