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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 権利行使価格2万8750円~2万9000円のレンジ推移、NT倍率14.58倍に上昇


 日経225先物は11時30分時点、前日比10円高の2万8870円(+0.03%)前後で推移。寄り付きは2万8830円と、シカゴ日経平均先物(2万8880円)を下回り、やや売り先行で始まった。足元での急ピッチの上昇に対する過熱感が意識されるなか、2万8740円まで売られる場面もあった。ただし、前日の米国市場が堅調に推移したこともあって下値を売り込む動きとはならず、その後は前場半ばにかけての切り返しにより、一時は2万8920円まで買われている。

 日経225先物は売りが先行する格好とはなったが、オプション権利行使価格の2万8750円辺りからは売り込めず、結局は権利行使価格2万8750円~2万9000円でのレンジ推移を見せている。もっとも、2万9000円を仕掛けてくる動きも期待しづらく、後場も2万8875円を中心とした上下の権利行使価格の範囲内での推移が続くことになりそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.58倍に上昇するなど、日経平均型優位の展開は継続しており、NTロングでのスプレッド狙いの動きが入りやすい。

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