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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 権利行使価格2万8625円~2万8875円のレンジ推移、押し目狙いのロングは維持


 日経225先物は11時30分時点、前日比290円高の2万8830円(+1.01%)前後で推移。寄り付きは2万8700円と、シカゴ日経平均先物(2万8710円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。前週末の大幅な上昇に対する反動から2万8630円まで上げ幅を縮める場面も見られたが、その後は2万8690円~2万8770円辺りで底堅い値動きを継続。前場半ば辺りにレンジを上放れると、前引けにかけて上げ幅を広げており、一時2万8850円まで買われた。

 日経225先物はオプション権利行使価格の2万8750円を中心に、上下の権利行使価格である2万8625円~2万8875円辺りのレンジ推移を見せている。グローベックスではNYダウ、S&P500、ナスダック100先物が小幅ながらマイナス圏で推移していることもあり、後場もこのレンジ内での推移が意識されやすいだろう。

 ただし、NT倍率は先物中心限月で一時14.54倍に上昇するなど、日経平均型優位の展開である。指数インパクトの大きい値がさ株を中心に断続的に買いが入り、指数を押し上げているなか、レンジを上放れてくる可能性はある。そのため、押し目狙いのロングを維持しつつ、1月高値2万8970円が意識されてきそうだ。

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