【材料】電算システムホールディングス---2Qは主要2部門ともに堅調、期初計画を据え置き

電算システムホールディングス<4072>は10日、2022年12月期第2四半期（22年1月-6月）連結決算を発表した。売上高が251.61億円、営業利益が11.68億円、経常利益が14.14億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が9.07億円となった。2021年7月1日に単独株式移転により設立されたため、前年同四半期実績はない。

情報サービス事業の売上高は148.60億円(前年同期は144.28億円)、営業利益は6.91億円(同10.24億円の利益)となった。請求書作成代行サービスなどが順調に推移し、またSI・ソフト開発においても、基幹系システム更新やGoogle Workspaceなどが順調に推移した。ただし「収益認識に関する会計基準」等の適用に伴い、一部取引について売上高及び利益が減少した。

収納代行サービス事業の売上高は103.00億円(前年同期は99.60億円)、営業利益は4.28億円(同4.52億円の利益)となった。ゆうちょ銀行の取扱い件数減少や新型コロナウイルスの影響があったが、主力の収納・集金代行サービスの件数は対前年同期比で増加し売上高も概ね計画通り推移した。

2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.2%増の555.00億円、営業利益が同4.2%増の32.70億円、経常利益が同2.3%増の32.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.6%増の22.47億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

　提供：フィスコ