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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 SQに絡んだ商いの影響でNT倍率は一時14.23倍に急低下した後に切り返す


 日経225先物は11時30分時点、前日比700円高の2万8490円(+2.51%)前後で推移。寄り付きは2万8120円と、シカゴ日経平均先物(2万8120円)にサヤ寄せしてギャップアップで始まった。現物の寄り付き後も上げ幅を広げる動きとなり、前場半ばには2万8400円を回復し、6月の戻り高値2万8350円を突破した。その後、保ち合う場面も見られたが、前引けにかけて動意を強め、一時2万8510円まで買われた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せして始まった後は、しばらく動きの鈍い局面が見られた。日経平均株価が6月戻り高値に接近する一方で、日経225先物は2万8200円辺りでの推移だったため、先物と現物のスプレッドが拡大した。オプションSQに絡んだ商いで、買い方のオーダーミスなど一部イレギュラー的な動きとなった可能性もあり、この影響でNT倍率は先物中心限月で朝方に一時14.23倍に急低下する場面が見られた。その後は日経225先物へのイレギュラー修正に伴う買いが強まったことから、14.45倍に上昇。こうした動きのなか、前場半ば辺りからの一段高につながったようだ。

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