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【市況】東京株式(前引け)=続伸、2万8000円大台近辺では上値重い展開に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 4日前引けの日経平均株価は前営業日比150円78銭高の2万7892円68銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は6億5214万株、売買代金概算は1兆5148億円。値上がり銘柄数は836、対して値下がり銘柄数は907、変わらずは93銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方からリスクを取る動きが優勢となり、日経平均は続伸し、一時2万8000円台を回復する場面もあった。前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が大幅上昇し、市場のセンチメントが強気に傾いた。外国為替市場で急速に円安方向に振れていることも追い風となった。ただ、2万8000円台近辺では戻り売りも厚く、日経平均は前引け時点では2万7800円台まで押し戻されている。値上がり銘柄数を値下がり数が上回る状況にある。

 個別では東京エレクトロン<8035>が大きく買われ、レーザーテック<6920>も上昇した。日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株も高い。ソフトバンクグループ<9984>も堅調。キーエンス<6861>、ダブル・スコープ<6619>なども上昇した。日東紡績<3110>が急騰、BIPROGY<8056>が値を飛ばし、インテリジェント ウェイブ<4847>も大幅高に買われた。半面、任天堂<7974>が冴えず、Zホールディングス<4689>が急落。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、オリックス<8591>などが軟調、太陽誘電<6976>の下げも目立つ。オーバル<7727>も大きく値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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