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【材料】ソーラーエッジが決算受け大幅安 ドル高が予想以上に影響=米国株個別

 太陽光発電の関連機器を手掛けるソーラーエッジ・テクノロジー<SEDG>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。第3四半期についても、予想を若干下回る売上高見通しを示している。

 アナリストは、「今回の決算は混乱を示しており、利益が弱く、ドル高が予想以上に大きな影響を及ぼした」と述べた。「株価は利益が改善するまでペナルティーボックスの中に留まる可能性が高い」とも指摘している。

 一方、利益は期待外れの内容だったが、米国と欧州の記録的な需要に勇気づけられ、メキシコの生産増強により期待される利益押し上げ効果をポジティブに捉えているとの声も聞かれた。

(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.95ドル(予想:1.41ドル)
・売上高:7.28億ドル(予想:7.32億ドル)
・粗利益率(調整後):26.7%(予想:27.0%)
・EBITDA(調整後):0.87億ドル(予想:0.97億ドル)

(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:8.1~8.4億ドル(予想:8.2億ドル)
・粗利益率(調整後):26~29%

(NY時間14:30)
ソーラーエッジ<SEDG> 299.98(-65.44 -17.91%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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