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【材料】山パンが4日ぶりに反発、価格改定効果で上期営業利益18%増

山パン <日足> 「株探」多機能チャートより
 山崎製パン<2212>が4日ぶりに反発している。2日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、営業利益143億8100万円(前年同期比17.7%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。

 会計基準の変更に伴い対前年同期の増減率はないものの、売上高は5282億5200万円となり、会社側によると実質7.1%増となった。1月に実施した価格改定効果もあり、主力の「ロイヤルブレッド」を中心とする食パンや「ルヴァンバターロール」をはじめとする菓子パンが好調に推移した。また、不二家<2211>の「カントリーマアム チョコまみれ」が伸長した製菓・米菓・その他商品類部門の売り上げが前年を上回ったことや、ヴィ・ド・フランスの赤字幅が縮小したことなども利益押し上げに寄与した。

 なお、22年12月期通期業績予想は、売上高1兆560億円、営業利益240億円(前期比30.7%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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