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【材料】カプコンが反落、前年同期の大型新作の反動で第1四半期は大幅減収減益

カプコン <日足> 「株探」多機能チャートより
 カプコン<9697>が反落している。26日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高252億3200万円(前年同期比47.9%減)、営業利益120億6100万円(同48.9%減)、純利益90億700万円(同48.1%減)と大幅な減収減益となったことが嫌気されている。

 デジタルコンテンツ事業で主力シリーズの大型新作である「モンスターハンターライズ:サンブレイク」の投入に加えて、「モンスターハンターライズ」などシリーズ作を中心としたリピートタイトルの販売などデジタル販売を積極的に推進した。ただ、前年同期の大型新作の反動があり、減収減益を余儀なくされた。

 なお、23年3月期通期業績予想は、売上高1200億円(前期比9.0%増)、営業利益480億円(同11.9%増)、純利益345億円(同6.0%増)の従来見通しを据え置いている。

 同時に、7月29日付で438万7353株(発行済み株数の1.62%)におよぶ自社株を消却すると発表した。

出所:MINKABU PRESS

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