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【材料】日清粉Gが軟調地合いのなか上値指向鮮明、小麦粉値上げ効果で4~6月期営業20%増益

日清粉G <日足> 「株探」多機能チャートより
 日清製粉グループ本社<2002>は全般軟調地合いのなかカイ気配スタートとなるなど上値指向が鮮明だ。同社が26日取引終了後に発表した23年3月期第1四半期(22年4~6月)決算は、営業利益が前年同期比21%増の88億5900万円と好調だった。原料コスト上昇も6月に小麦粉の値上げを実施し利益採算が改善、値上げ前の駆け込み需要も売り上げ拡大を後押ししている。通期業績予想は据え置いているが、営業利益進捗率は通期計画の300億円に対し第1四半期時点で約30%に達している。株価面では25日・75日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫っており、目先上放れに向けた期待も高まりやすい。

出所:MINKABU PRESS

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