【材料】ASIAN STAR---1Q減収、不動産仲介業・不動産管理業において新型コロナウイルスの影響で収益性が低下
エイシアンS <日足> 「株探」多機能チャートより
ASIAN STAR<8946>は14日、2022年12月期第1四半期(22年1月-3月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比31.3%減の4.03億円、営業損失は0.34億円(前年同期は0.02億円の損失)、経常損失は0.31億円(同0.03億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.42億円(同0.09億円の損失)となった。
不動産販売事業について、前年同期と比較して戸建て等の売上件数が減少し、売上高は前年同期比60.1%減の0.72億円、営業損失は0.08億円(前年同期は0.05億円の利益)となった。
不動産管理事業について、中国における新型コロナウイルス感染再拡大による影響等により収益性が低下し、売上高は前年同期比1.4%減の1.37億円、営業利益は同41.5%減の0.14億円となった。
不動産賃貸事業について、前年同期と比較して若干売上は減少したが収益性は改善し、売上高は前年同期比12.8%減の1.02億円、営業利益は同1.5%増の0.23億円となった。
不動産仲介事業について、新型コロナウイルス感染症の影響で人の流れという経済活動が大きく停滞し、売上高は前年同期比38.8%減の0.96億円、営業利益は同51.9%減の0.18億円となった。
投資事業について、新型コロナウイルスの感染症の影響で投資案件が減少していることから、売上高、営業損失の計上はなかった。(前年同期は売上高0.02億円、営業損失0.01億円)。
2022年12月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比35.2%増の34.39億円、営業利益が1.10億円、経常利益が1.11億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.69億円とする期初計画を据え置いている。
《ST》
提供:フィスコ