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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、日英金利差を意識した値動きとなる可能性

米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■下げ渋り、米大幅利上げ観測後退でポンド売り弱まる

今週のポンド・円は下げ渋り。英国政治の刷新を期待したポンド買いが引き続き観測されたことや、米国の大幅利上げ観測が後退したことがポンド相場を下支えした。米ドル・円相場が円安方向に振れたことも影響したようだ。週末前はユーロ売り・ポンド買いがやや縮小し、この影響でポンド買い・円売りは一服した。取引レンジ:161円84銭-165円20銭

■底堅い値動きか、日英金利差を意識した値動きとなる可能性

来週のポンド・円は底堅い値動きか。5月国内総生産(GDP)は予想外に強く、景気減速懸念の後退によりポンド買いに振れやすい。7月20日発表のインフレ指標が堅調な内容だった場合、日英金利差拡大への期待が高まり、ポンドを押し上げる展開となりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・22日:7月S&Pグローバル製造業PMI(6月:52.8)
・22日:7月S&Pグローバルサービス業PMI(6月:54.3)

予想レンジ:163円00銭-166円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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