【市況】東京株式（前引け）＝３７９円高、半導体関連株などが上昇

　８日前引けの日経平均株価は前日比３７９円２９銭高の２万６８６９円８２銭。前場のプライム市場の売買高概算は６億３２３５万株、売買代金は約１兆５７９１億円。値上がり銘柄数は１５７４、値下がり銘柄数は２０７、変わらずは５７銘柄だった。

　日経平均株価は大幅続伸。前日のＮＹダウが上昇し米株式市場が値を上げるなか、東京市場も半導体関連株など値がさハイテク株を中心に買いが流入。中国が景気対策に動くとの観測も買い安心感を呼んだ。東証プライム市場の８割強の銘柄が上昇した。

　個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が買われ、日本郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株も高い。ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>も値を上げた。半面、ＫＤＤＩ<9433>やイオン<8267>が値を下げ、ＳＨＩＦＴ<3697>やダブル・スコープ<6619>が売られた。

出所：MINKABU PRESS