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【材料】キユーピー反落、原料価格高騰で上期営業利益は1.8%減

キユーピー <日足> 「株探」多機能チャートより
 キユーピー<2809>が反落している。7日の取引終了後に発表した第2四半期累計(21年12月~22年5月)連結決算が、売上高2075億2300万円(前年同期比4.3%増)、営業利益142億4100万円(同1.8%減)、純利益88億8900万円(同7.6%減)となり、営業利益が第1四半期の6.5%増益から減益に転じたことが嫌気されている。

 海外での売り上げ伸長に加えて、業務用における外食需要減少の影響が前期より回復したことで増収となった。売上高の増加や価格改定効果があったものの、食油や鶏卵など主原料価格の高騰による影響があり、減益を余儀なくされた。

 22年11月期通期業績予想は、売上高を従来予想の4150億円から4300億円(前期比5.6%増)へ上方修正したが、営業利益260億円(同7.0%減)、純利益157億円(同12.8%減)は従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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