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【材料】津田駒は冴えない、半導体不足に伴う生産調整などで上期業績は計画下振れ

津田駒 <日足> 「株探」多機能チャートより
 津田駒工業<6217>は冴えない。6月30日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(21年12月~22年5月)連結業績について、売上高が165億円から147億円(前年同期比22.9%増)へ、営業損益が9億円の赤字から17億5000万円の赤字(前年同期15億5200万円の赤字)へ、最終損益が9億円の赤字から17億円の赤字(同19億8000万円の赤字)へ下振れて着地したようだと発表したことが嫌気されている。

 繊維機械事業で半導体や電装部品不足に伴う購入部品の納期遅れにより生産調整や船積みの遅れが発生したことに加えて、中国におけるゼロコロナ政策による都市封鎖の影響で中国現地子会社が操業低下を余儀なくされたことが響いた。また、受注済み案件に対する受注損失引当金の計上や希望退職者募集に伴う特別加算金を計上したことも響いた。

出所:MINKABU PRESS

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