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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経225先物は5日線と75日線との狭いレンジ内での推移


 日経225先物は11時30分時点、前日比340円安の2万6730円(-1.25%)前後で推移。寄り付きは2万6790円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6745円)にサヤ寄せする形から、売り先行で始まった。一時2万6840円まで下落幅を縮める場面も見られたものの、同水準に位置している75日移動平均線水準で上値を抑えられた格好。一方で前場半ばにかけて2万6650円まで下落幅を広げたが、5日線を支持線として下げ渋る動きとなった。前引けにかけては2万6700円~2万6800円辺りでの狭いレンジ推移を継続。

 日経225先物は売り一巡後にリバウンドを試すものの75日線水準に抑えられ、一方でショートについても5日線水準がサポートとして機能するなか、短期的な売買を中心としたスペキュレーション取引にとどまっているようだ。グローベックスの米株先物でNYダウ、ナスダック100などはプラス圏で推移しているが、0.1%程度の小幅な上昇であるため、手掛かり材料になりにくい。行動制限緩和で期待された中国市場も弱い動きのなか、後場も狭いレンジでの推移を継続しそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.13倍に低下し、一時14.09倍と直近のボトム水準まで下げてきたため、NTショートの動きは入りやすいだろう。

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