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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経225先物は75日線水準で底堅い値動き継続なら、25日線の2万6930円を意識したトレンドに


 日経225先物は11時30分時点、前日比240円高の2万6720円(+0.90%)前後で推移。先週末の米国市場の上昇を受けて、寄り付きは2万6750円と買い先行で始まった。シカゴ日経平均先物清算値(2万6870円)には届かず、前場半ばには2万6610円まで上げ幅を縮める場面もあった。だが、下値の堅さが意識されるなか再び強含み、前引け直後には2万6830円まで買われた。

 グローベックスの米株先物でNYダウ、S&P500、ナスダック100が小幅ながらもマイナス圏で推移していることもあり、朝方は先週のリバウンドに対する利益確定の動きも強まったようである。前場は概ね75日移動平均線水準での推移だったが、前引けにかけて同線を上回ってきたため、短期筋のショートカバーが入りやすいだろう。NT倍率は先物中心限月で一時14.25倍まで上昇し、25日線が位置する14.23倍を上回ってきた。日経225先物が75日線を上回って底堅い値動を継続するようだと、25日線の2万6930円を意識したトレンド形成により、NTロングの動きからNT倍率は一段の上昇を見せてくる可能性もありそうだ。

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