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【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、欧州株高や円安でリスク選好の買い優勢 (6月21日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  26070.92
高値  26418.84(14:10)
安値  25972.28(09:00)
大引け 26246.31(前日比 +475.09 、 +1.84% )

売買高  11億1340万株 (東証プライム概算)
売買代金  2兆6190億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は急反発、一時600円以上値を上げる場面も
 2.前日の米株市場は休場ながら、欧州株全面高を好感する展開
 3.為替市場での円安進行に加え、米株先物の上昇も追い風材料
 4.日経平均は寄り後に下値を切り上げるが、終盤は上げ幅縮小
 5.値上がり銘柄数は1700超、プライム全体の94%占める

■東京市場概況

前日の米国市場は、奴隷解放記念日の振替休日のため休場

 東京市場では、日経平均株価が大幅高。前日の米国株市場が休場だったものの、欧州株市場がほぼ全面高に買われたことを受け、加速度的にリスクオフの巻き戻しが進んだ。

 21日の東京市場は、朝方から買い優勢の地合い。日経平均は高く始まった後、前場に伸び悩む場面もあったが、その後は買い板が厚くなり、急速に下値を切り上げる展開となった。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料難も意識されやすいところだったが、ドイツや英国などをはじめ欧州株が全面高に買われたほか、為替市場で円安が進行し、更に取引開始後は米株価指数先物が大幅上昇しているのを横目に、空売り筋の買い戻しを誘発する展開となった。日経平均は一時600円を超える上げをみせたが、後場終盤には目先筋の戻り売りが上値を押さえる形で上昇幅を縮小した。ただ、買い気は強く業種別では33業種すべてが高い。個別株も値上がり銘柄数が1700を超え、プライム市場全体の約94%を占める全面高商状となった。

 個別では、売買代金断トツとなったレーザーテック<6920>が高いほか、東京エレクトロン<8035>も買われるなど半導体主力株が揃って反発、ソフトバンクグループ<9984>も堅調。日本郵船<9101>など海運が買われ、三菱重工業<7011>も上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクの上げ足も目立つ。レノバ<9519>が値上がり率トップに買われ、三井松島ホールディングス<1518>も商いを伴い値を飛ばした。ダブル・スコープ<6619>、Gunosy<6047>なども物色人気に。
 半面、しまむら<8227>が売られ、大豊建設<1822>は大幅安。東邦ガス<9533>も軟調。ニチレイ<2871>、山崎製パン<2212>、ハウス食品グループ本社<2810>など食品関連が安く、ケーズホールディングス<8282>、ニトリホールディングス<9843>、ウエルシアホールディングス<3141>なども冴えない動きとなった。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、ダイキン <6367>、テルモ <4543>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約133円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、ファストリ <9983>、ニチレイ <2871>、花王 <4452>、キッコマン <2801>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約12円。うち7円はKDDI1銘柄によるもの。

 東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)鉱業、(2)空運業、(3)不動産業、(4)保険業、(5)石油石炭製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)電気・ガス業、(2)倉庫運輸関連、(3)食料品、(4)小売業、(5)鉄鋼。

■個別材料株

△三井松島HD <1518> [東証P]
 ドイツの石炭回帰などが買い手掛かり。
△シンワワイズ <2437> [東証S]
 「江戸バース」イメージ画像発表で投資資金が再攻勢。
△ユーグレナ <2931> [東証P]
 ユーグレナの継続的な摂取が記憶力低下を抑制することを示唆。
△エネチェンジ <4169> [東証G]
 「『電力難民』企業に電気料金見積もりサービス開始」との報道。
△キャンバス <4575> [東証G]
 膵臓がん治療の臨床第2相試験でステージ2か第3相試験が確定。
△サイバー <4751> [東証P]
 「ウマ娘 プリティーダービー」の韓国版が配信開始。
△トリプルアイズ <5026> [東証G]
 「ヤマダPay顔認証決済」のサービス提供拡大へ。
△タメニー <6181> [東証G]
 和歌山県の結婚支援事業企画運営業務を受託。
△IHI <7013> [東証P]
 「年内に『メタン車』実験」との報道。
△レノバ <9519> [東証P]
 洋上風力発電応札のルール見直しなどに期待。

▼一工薬 <4461> [東証P]
 岡三証券が投資判断を格下げ。
▼プロルート <8256> [東証S]
 子会社が塩野義 <4507> [東証P]から訴訟提起。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)レノバ <9519>、(2)ブラス <2424>、(3)三井松島HD <1518>、(4)SREHD <2980>、(5)シンクロ <3963>、(6)マーケットE <3135>、(7)WSCOPE <6619>、(8)Gunosy <6047>、(9)国際紙パルプ <9274>、(10)gumi <3903>。
 値下がり率上位10傑は(1)大豊建 <1822>、(2)しまむら <8227>、(3)邦ガス <9533>、(4)ノムラシス <3940>、(5)柿安本店 <2294>、(6)北ガス <9534>、(7)一工薬 <4461>、(8)ニチレイ <2871>、(9)鳥貴族HD <3193>、(10)山パン <2212>。

【大引け】

 日経平均は前日比475.09円(1.84%)高の2万6246.31円。TOPIXは前日比37.26(2.05%)高の1856.20。出来高は概算で11億1340万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1719、値下がり銘柄数は92となった。東証マザーズ指数は640.35円(25.00円高)。

[2022年6月21日]


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