【市況】東京株式(前引け)=735円安、2万7000円ラインの攻防に
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均は大幅安。前週末10日に発表された米5月消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.6%上昇と市場予想を上回り、インフレ懸念が高まるなかNYダウが880ドル安と急落した。この流れを引き継いだ東京市場は、朝方から売りが膨らむ展開となり、日経平均の下落幅は700円を超え一時2万7000円割れ目前まで売り込まれた。為替市場では1ドル=135円前後まで円安が進行した。ハイテク株や自動車株などが安い。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が安く、三井ハイテック<6966>も買い一巡後、値を下げた。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>も安い。ソニーグループ<6758>や任天堂<7974>も値を下げた。半面、JT<2914>やHOYA<7741>、東京ガス<9531>が高い。
出所:MINKABU PRESS