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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:ハウテレビジョンは大幅に反落、エネチェンジがストップ高

ハウテレ <日足> 「株探」多機能チャートより

<7064> ハウテレビジョン 2394 -255
大幅に反落。23年1月期第1四半期(22年2-4月)の営業損益を0.24億円の黒字(前年同期実績は0.38億円の赤字)と発表している。キャリアプラットフォーム事業の累積取引社数が734社(前期末比で26社増)、累積会員数が39万7639人(同1万4662人増)となり、黒字転換を後押しした。通期予想は前期比542.4%増の3.00億円の黒字で据え置き。進捗率が8%にとどまったことが嫌気され、利益確定売りが広がっているようだ。

<3917> アイリッジ 851 +9
大幅に続伸。コーナン商事<7516>のスマートフォンアプリ「コーナンアプリ」の開発を支援したと発表している。アイリッジは同アプリのリニューアル開発に加え、利用を促進するためのマーケティング設計とアプリマーケティングツール「FANSHIP」導入を担当した。また、連結子会社のフィノバレー(東京都港区)が提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」が、福島県磐梯町の地域デジタル通貨「ばんだいコイン」のプラットフォームとして採用されたことも明らかにしている。

<4169> エネチェンジ 797 +100
ストップ高。共同運営する海外特化型の脱炭素エネルギーファンド「Japan Energyファンド」の第2号ファンド「Japan Energy Capital2号ファンド」に、新たに三井住友信託銀行が出資すると発表している。同銀は脱炭素に資する事業や企業、ファンドを含めた各種領域に対して30年度までに累計5000億円を投資する計画で、今回の第2号ファンドへの投資はその一環として実施されるという。

<6195> ホープ 218 +50
ストップ高。23年3月期の営業損益予想を1.26億円の黒字と発表している。広告事業で規模適正化による利益率向上が一定程度実現できるほか、官民連携推進のジチタイワークス事業ではBtoGソリューションを拡大し、黒字に転換すると見込む。22年3月期は166.51億円の赤字(9カ月決算。前期実績は68.95億円の赤字)。電力仕入価格の影響でエネルギー事業が低調だった。同事業は3月25日付で連結範囲から除外した。

<4388> エーアイ 998 +86
大幅に続伸。10万株(1.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.98%。取得期間は9日から11月15日まで。株主への利益還元を図るとともに、経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することが目的。また、ゲーム開発のS-Works(東京都千代田区)が「将棋アプリ将皇」にナレーション作成クラウドサービス「AITalk 声の職人クラウド版」を導入している。

<6562> ジーニー 1013 +65
大幅に続伸。Google Cloudを活用したソリューションを展開する事業社を対象としたGoogle Cloud Buildパートナーに認定されたと発表している。企業へのデジタルマーケティング支援が評価されたという。ジーニーは販売やサービス、構築の全領域でパートナーシップの認定を取得し、Google Cloudの利用や導入をより幅広くサポートできるようになる。
《ST》

 提供:フィスコ

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