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【材料】アサナが決算受け下落 アナリストからはネガティブな評価も=米国株個別

 システム開発のアサナ<ASAN>が下落。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益は赤字となったものの予想ほどではなく、売上高は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、売上高見通しは好調だったものの、第2四半期の1株損益の見通しは予想以上の赤字を見込んでいる。

 アナリストは、需要環境は良好なものの、現金喪失が比較的多いことと、最適とは言えない成長と利益構造を考えれば、投資判断は「売り」の可能性が高いと指摘した。

(2-4月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.30ドル(予想:-0.34ドル)
・売上高:1.21億ドル(予想:1.15億ドル)
・EBITDA(調整後):0.58億ドル(予想:-0.61億ドル)

(5-7月・第2四半期見通し)
・1株損益(調整後):-0.38~-0.39ドル(予想:-0.35ドル)
・売上高:1.27~1.28億ドル(予想:1.26億ドル)

(通期見通し)
・売上高:5.36~5.40億ドル(従来:5.27~5.31億ドル)(予想:5.31億ドル)

(NY時間10:47)
アサナ<ASAN> 22.59(-1.52 -6.30%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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