【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 トリケミカル、アドウェイズ、菱洋エレク (31日大引け後 発表分)

　5月31日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　トリケミカル <4369> [東証Ｐ]　　★2-4月期(1Q)経常は39％増益で着地
　◆23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比39.2％増の17.1億円に拡大して着地。半導体需要の拡大を背景に、半導体製造用化学材料の販売が伸び、20.2％の大幅増収を達成したことが寄与。韓国関連会社に係る持ち分法投資利益や為替差益が増加したことも利益を押し上げた。
　　上期計画の25.9億円に対する進捗率は66.3％に達しており、業績上振れが期待される。

　アドウェイズ <2489> [東証Ｐ]　　★今期最終を36％上方修正、配当も増額
　◆22年12月期の連結最終利益を従来予想の10億円→13.6億円に36.0％上方修正した。新規上場を予定するＡＮＹＣＯＬＯＲ <5032> [東証Ｇ]の売り出しに伴い、売却益10.1億円が発生することが要因。
　　併せて、期末一括配当を従来計画の5.49円→7.46円(前期は5.17円)に大幅増額修正した。

　菱洋エレク <8068> [東証Ｐ]　　★2-4月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地
　◆23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の11.3億円に急拡大して着地。デジタル家電や産業分野向けを中心に半導体の販売が大きく伸び、17.5％の大幅増収を達成したことが寄与。
　　第1四半期実績だけで、通期計画の22億円に対する進捗率は51.4％に達しており、業績上振れが期待される。

株探ニュース