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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 オプション権利行使価格2万7375円を中心とした2万7250円~2万7500円のレンジ推移


 日経225先物は11時30分時点、前日比10円高の2万7410円(+0.03%)前後で推移。寄り付きは2万7300円と、利食いが先行した。現物の寄り付き直後に2万7470円とプラス圏を回復する場面も見られたが、節目の2万7500円には届かず、前場半ばには2万7250円まで売られた。ただし、下値の堅さが意識されるなか、前引けにかけては2万7400円水準を回復した。

 日経225先物は寄り付き直後に2万7470円まで上昇したが、節目の2万7500円には届かず、その後はクローズの動きで下げに転じた。もっとも、狭いレンジ内での推移であり、オプション権利行使価格の2万7375円を中心とした上下の権利行使価格である2万7250円~2万7500円のレンジで推移している。

 前日の大幅上昇に対する反動安が想定されていたが、高値水準での推移を継続している状況であり、ショートは仕掛けづらいだろう。グローベックスの米株先物が小幅ながらプラス圏で推移するなか、後場も押し目狙いのロングスタンスになりそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.24倍と横ばいで推移しているが、一時14.27倍まで上昇する場面もあり、日経平均型優位の状況である。

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