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【市況】東京株式(前引け)=小幅続伸、狭いレンジで強弱観対立

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 31日前引けの日経平均株価は前営業日比34円71銭高の2万7404円14銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は5億5946万株、売買代金概算は1兆3815億円。値上がり銘柄数は836、値下がり銘柄数は919、変わらずは82銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場がメモリアルデーの祝日で休場だったことで手掛かり材料に乏しく、強弱観対立のなか日経平均は狭いゾーンでの往来に終始した。朝方にいったん上昇した後は、目先筋の利益確定売りに押され下げに転じたが、前場後半は戻り足をみせ、結局小幅ながらプラス圏に再浮上している。資源関連株の一角が買われる一方、不動産や海運株などが軟調だった。個別株は値下がり銘柄数が900を超え値上がり銘柄数を上回っている。

 個別ではレーザーテック<6920>が買い優勢だったほか、日本電産<6594>も堅調。INPEX<1605>が高く、リクルートホールディングス<6098>も上値を追った。松風<7979>が大幅高に買われ、パイオラックス<5988>も値を飛ばした。ソースネクスト<4344>も物色人気。半面、川崎汽船<9107>が安く、東京エレクトロン<8035>も売りに押された。ベイカレント・コンサルティング<6532>も値を下げた。武田薬品工業<4502>も冴えない。日医工<4541>が大幅安、タマホーム<1419>の下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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