【特集】「メタバース」が2位、メタコマースなど新たな動きにも注目<注目テーマ>
TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 インバウンド
2 メタバース
3 半導体
4 円安メリット
5 防衛
6 農業関連
7 エネルギー
8 水素
9 TOPIXコア30
10 原子力発電
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「メタバース」が2位となっている。
米コカ・コーラ<KO>が4月から販売を始めた「コカ・コーラゼロシュガーバイト」が耳目を集めている。会社側によるとゲームから着想を得た商品としており、味はメタバースで生まれた史上初のコカコーラフレーバーという。同商品については、人気オンラインゲームの空間内を利用して商品展開が行われたことが話題を呼んでおり、注目度を押し上げる格好となった。
世界的にメタバースを巡る競争が活発化するなか、前述のように商品販売に関する施策をバーチャル上で行う動きも広がりをみせている。メタバースとeコマース(電子商取引)を掛け合わせた「メタコマース」という造語も生まれており、ローソン<2651>やタカラトミー<7867>、サンリオ<8136>など、さまざまな業界の企業が取り組みを進めている。こうした新たな動きも注目され始めるなか、株式市場でも引き続き投資テーマとしてのメタバースに高い関心が向かうことになりそうだ。
主な関連銘柄としては、ソニーグループ<6758>や任天堂<7974>などゲーム大手のほか、日本電信電話<9432>、KDDI<9433>、グリー<3632>など。クリーク・アンド・リバー社<4763>やブイキューブ<3681>、シャノン<3976>、シーズメン<3083>、ANAP<3189>、ピアズ<7066>などもマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS