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【市況】パウエル議長の発言を受け伸び悩む=米国株

NY株式17日(NY時間14:29)
ダウ平均   32445.18(+221.76 +0.69%)
ナスダック   11856.28(+193.49 +1.66%)
CME日経平均先物 26765(大証終比:+135 +0.50%)

 先ほどからダウ平均は伸び悩む動きを見せている。日本時間の3時頃からパウエルFRB議長がウォールストリート・ジャーナル(WSJ)主催のイベントに出席し、発言が伝わっている。議長の発言を受けて株式市場はやや戻り売りが出ているようだ。

 議長は「経済が想定通りに推移すれば、0.50%利上げを議題に乗せる」と述べたほか、「必要なら中立水準を超える利上げを躊躇しない」とも述べていた。また、「いまにして思えば、もっと早く利上げすべきだった」と、後手に回ったことを暗に認めるような発言も聞かれた。

 FRBの積極利上げの姿勢を追認する内容となっており、株式市場も敏感に反応しているようだ。ただ、市場はそれを既にだいぶ織り込んでいる節もあり、いまのところ大きな動きまでには至っていない。

パウエルFRB議長 
・経済が想定通りに推移すれば、0.50%利上げを議題に乗せる。
・インフレを2%に戻すことに焦点。
・われわれは両方のツールを持っており、インフレ抑制を決意。
・明確で説得力のある方法でインフレ低下を確認したい。
・金融情勢はかなり引き締まっている。
・供給が追いつけるよう成長を減速させる必要。
・インフレ低下の明確で説得力のある証拠が欲しい。
・米経済の底力は実にに強い。
・労働市場は非常に力強い。
・消費者のバランスシートは健全で、企業も健全。
・経済は引き締めに耐えられる状況にある。
・ウクライナ危機や中国の締め付けの影響は非常に不透明。
・われわれ現在、迅速に金利を引き上げている。
・必要なら中立水準を超える利上げを躊躇しない。
・インフレ指標は10月以降に大きく変化した。
・今にして思えば、もっと早く利上げすべきだった。
・インフレは高過ぎる。それを下げなければならない。
・今にして思えば、もっと早く利上げすべきだった。

アップル<AAPL> 147.99(+2.45 +1.68%)
マイクロソフト<MSFT> 263.56(+2.06 +0.79%)
アマゾン<AMZN> 2248.83(+32.62 +1.47%)
アルファベットC<GOOG> 2317.27(+21.42 +0.93%)
テスラ<TSLA> 748.35(+23.98 +3.31%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 199.56(-0.48 -0.24%)
AMD<AMD> 100.66(+6.42 +6.81%)
エヌビディア<NVDA> 177.84(+5.20 +3.01%)
ツイッター<TWTR> 38.26(+0.87 +2.33%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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