【材料】SUMCOは冴えない、第1四半期営業利益は2.5倍も材料出尽くし感
SUMCO <日足> 「株探」多機能チャートより
300ミリメートル半導体用シリコンウエハーで、データセンター向け需要の拡大やスマートフォンの5G化の伸展により、ロジック・メモリー向けともに供給能力を大幅に上回る需要が継続したほか、200ミリ以下の小口径ウエハーでも車載・民生・産業向け需要が強く需給の逼迫が続いた。
22年12月期上期業績予想は、300ミリでロジック向けが逼迫の度合いを増すとみられるほか、メモリー向けも不足感が強まると予想。200ミリ以下も供給が追い付かない状況が続くとみられ、売上高2044億円(前年同期比29.5%増)、営業利益469億円(同2.2倍)、純利益292億円(同78.3%増)を予想。未定としていた中間配当は34円(前年同期17円)を予定している。
出所:MINKABU PRESS