【材料】ケアネット---1Q売上高22.22億円、医薬DX事業の既存サービスへのニーズが継続
ケアネット <日足> 「株探」多機能チャートより
ケアネット<2150>は12日、2022年12月期第1四半期(22年1月-3月)の連結業績を発表した。売上高は22.22億円、営業利益は8.38億円、経常利益は8.39億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は5.58億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期の期首から適用しており、2022年12月期第1四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっているため、対前年同期四半期増減率は記載していない。
医薬DX事業について、売上高は20.16億円(前年同期は19.32億円)、営業利益は10.58億円(同10.64億円の利益)となった。既存サービスへの需要の拡大は堅調に推移している。
メディカルプラットフォーム事業の売上高は2.06億円(前年同期は1.25億円)、営業利益は0.87億円(同0.26億円の利益)となった。医師向け転職支援サービス「キャリア」等の売上高は1.14億円(同0.33億円)、医療教育動画サービス「CareNeTV」等の売上高は0.91億円(同0.92億円)となった。
また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」においては、医師会員獲得及び維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行っている。これにより、当第1四半期末の医師会員数は19万6千人(前年同期比7.5%増)*となった。
2022年12月期通期の連結業績予想について、売上高が90.00億円、営業利益が25.89億円、経常利益が26.14億円、親会社株主に帰属する当期純利益が18.18億円とする期初計画を据え置いている。
*当社が同日に発表したニュースリリースによると、2022年5月12日時点で医師会員は20万人に到達している。
《YM》
提供:フィスコ