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【材料】ダッチ・ブラザーズが決算受け大幅安 EBITDA見通しを下方修正=米国株個別

 レストラン運営のダッチ・ブラザーズ<BROS>が大幅安。同社は手作りエスプレッソを中心としたドライブスルー店舗を運営。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株損益が予想以上の赤字となったほか、EBITDAも予想を下回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しが予想を下回ったほか、EBITDAも下方修正した。

 今回の決算を受けてアナリストからの目標株価引き下げが出ている。黒字の見通しが立たないことを理由に挙げている。同アナリストは、自身の今年の既存店売上高の見通しを1桁台半ばからほぼ横ばいに引き下げた。「懸念は、減益圧力に対抗するためにメニュー価格を引き上げることだ」と指摘。値上げは、顧客の来客頻度とトラフィックのトレンドに予期せぬ結果をもたらす危険性があるという。

(1-3月・第1四半期)
・1株損益:-0.10ドル(予想:-0.03ドル)
・売上高:1.52億ドル(予想:1.46億ドル)
・EBITDA(調整後):966万ドル(予想:1280万ドル)

(通期見通し)
・売上高:7.00~7.15億ドル(予想:7.17億ドル)
・EBITDA(調整後):0.90億ドル以上(従来:1.15~1.20億ドル)(予想:1.08億ドル)

(NY時間10:37)
ダッチ・ブラザーズ<BROS> 22.11(-12.26 -35.67%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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