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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 売り一巡後はショートカバー優勢、前引けにかけてプラス圏を回復


 日経225先物は11時30分時点、前日比60円高の2万6870円(+0.22%)前後で推移。寄り付きは2万6690円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6735円)を下回って始まった。その後は一時2万6540円まで売られる場面もあったが、売り一巡後はショートカバーが優勢に。前引けにかけてプラス圏を回復すると、2万6880円まで買われた。

 米国市場の大幅な下落を受けて、ショートが先行する格好となった。グローベックスの米株先物がマイナス圏で推移していることも、ショートを仕掛ける材料となったようだ。ただし、FOMC(米連邦公開市場委員会)通過後のアク抜けを狙ったロングポジションが積み上がっていたわけではなく、追随する売りが限られるなか、売り一巡後はショートカバーに向かわせたようである。もっとも、リバウンドを狙った資金流入も期待しづらく、ショートカバーが一巡した後は、こう着感が強まりそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.03倍に下落しており、金融や資源株が買われる一方でハイテク株の弱い値動きにより、TOPIX型優位の動き。

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