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【材料】CEホールディングス---2Q売上高72.33億円、医療ソリューション事業が順調に推移

CEHD <日足> 「株探」多機能チャートより

CEホールディングス<4320>は4月28日、2022年9月期第2四半期(21年10月-22年3月)連結決算を発表した。売上高が72.33億円、営業利益が6.16億円、経常利益が6.20億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が3.35億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、2022年9月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっており、対前年同四半期増減率は記載していない。

医療ソリューション事業の受注高は前年同期比4.7%増の62.09億円、受注残高は41.92億円(前年同期末は40.05億円)、売上高は71.67億円(前年同期は66.27億円)、セグメント利益は6.88億円(同6.53億円)となった。医療機関向けの電子カルテシステム「MI・RA・Isシリーズ」を中心に、電子カルテシステムと他社の医事会計システム等の部門システムを組み合わせ、主に中小病院向けに販売している。また、医療情報システムの保守・運用等のサービスを提供している他、電子カルテと簡単に連携可能な問診サービスの販売を開始するなど、新たな製品の開発にも取り組んでいる。 また、主にNECグループからの委託により、地域中核病院を中心とした大病院向けの医事会計システム、電子カルテシステム、オーダリングシステム、検査システム、輸血システム等の医療情報システムの開発を行っている。 加えて、2019年11月29日に連結子会社化したマイクロンにおいて、製薬会社・医療機器メーカー等からの医薬品・医療機器等の開発業務受託、医療用画像解析ソフトウエアの開発・販売を行っている。また、医薬品・医療機器の臨床開発及び臨床研究領域において、電子カルテシステムとのシナジー創出に取り組んでいる。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は0.50億円減少し、セグメント利益は0.46億円減少している。

その他の受注高は前年同期比76.2%減の0.10億円、受注残高は0.07億円(前年同期末は0.04億円)、売上高は0.65億円(前年同期は0.92億円)、セグメント損失は0.12億円(同0.00億円の利益)となった。ヘルスケア関連情報サイト「Mocosuku」の運営、他社Webサイトの構築・運用業務、及び公共及び商業施設向けデジタルサイネージシステムの販売等を行っている。その他、ヘルスケアコンテンツの執筆や監修、企業からの従業員に対する健康相談窓口業務の受託、健康保険組合からの特定保健指導業務の受託、医療機器等の顧客対応窓口業務の受託、企業内での健康や栄養に関する社員研修等を行っている。

2022年9月期通期については、売上高が133.20億円、営業利益が8.70億円、経常利益が8.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が4.70億円とする4月25日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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