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【材料】ソフトバンクGは反落、米ナスダック波乱で思惑錯綜も信用買い残は再び増加傾向に

SBG <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>は3日ぶり反落。5200円台を横に走る75日移動平均線を絡め強弱観を対立させていたが、きょうは売りに押される展開となっている。同社は米ハイテク株に積極投資を行っていることから、ナスダック総合指数との株価連動性が高いことで知られる。前日の米国株市場で同指数が5%の急落をみせたことで、足もとは含み益の減少を嫌気して売り優勢の展開となっている。同社株は4月下旬に日経平均先物主導のインデックス売りの影響もあって株価水準を大きく切り下げたが、その後は5000円大台攻防を経て戻りに転じていた。直近の信用取引は売り残が減少する一方で買い残が増加し、4月22日申し込み現在で再び1400万株近くまで膨らんでいる。信用倍率は6.05倍と上昇しており、需給面では上値が重くなっている。ただ昨年来、断続的に自社株買いを行っていることで、これを拠りどころに個人投資家による押し目買いニーズも旺盛のようだ。

出所:MINKABU PRESS

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