【材料】澁澤倉庫---営業外収益(持分法による投資利益)の計上および業績予想の修正ならびに期末配当予想の修正
渋沢倉 <日足> 「株探」多機能チャートより
澁澤倉庫<9304>は28日、2022年3月期決算において、営業外収益(持分法による投資利益)を計上することを発表。併せて、最近の業績動向を踏まえ、2022年3月期(2021年4月-2022年3月)の通期業績予想および期末配当予想の修正を発表した。
同社は、物流事業拡大のため、文書保管業務の対応力強化や業務拡大を目的に2022年3月にデータ・キーピング・サービスの株式を追加取得し、同社の持分法適用関連会社とした。これに伴い、2022年3月期の連結決算において、負ののれん相当額として持分法による投資利益約19.50億円を営業外収益として計上する見込みとなった。
2022年3月期の通期業績予想については、営業収益は前回予想比7.0%増の717億円、営業利益は同12.5%増の45億円、経常利益は同64.3%増の69億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同85.7%増の52億円、1株当たり当期純利益は342円に上方修正した。
倉庫、港湾運送、陸上運送および国際輸送の各業務において貨物の取扱いが計画を上回って順調に推移していること、また、営業外収益に持分法投資利益を計上すること等を踏まえ今回の修正となったとしている。
期末配当予想については、通期連結業績予想と今後の事業展開等を勘案し、1株当たり40円(前回予想1株当たり30円)に上方修正した。
《ST》
提供:フィスコ