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【材料】ヘリオスが3日ぶり反発、東京大学とUDCを用いた肝臓原基の製造法確立を目的に共同研究へ

ヘリオス <日足> 「株探」多機能チャートより
 ヘリオス<4593>が3日ぶりに反発している。前週末1日の取引終了後、東京大学医科学研究所再生医学分野とユニバーサルドナーセル(UDC)を用いた肝臓原基の製造法確立を目的とした共同研究契約を締結したと発表しており、これが好材料視されている。

 UDCとは、免疫拒絶反応を抑えた他家iPS細胞のこと。同社は、肝疾患領域において、機能的なヒト臓器をつくり出す3次元臓器を用いた治療法開発に向けた研究を進めているほか、遺伝子編集技術を用いて、HLA(ヒト白血球抗原)型に関わりなく免疫拒絶のリスクを低減する次世代iPS細胞であるUDCを用いた新たな治療法の研究を進めており、共同研究を通じて、新たにUDCを用いた肝臓原基の製造法を確立するとともに、治験薬製造や商用化を見越した肝臓原基の大量製造法の開発を進めるとしている。

出所:MINKABU PRESS

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