フレンドリ <日足> 「株探」多機能チャートより
フレンドリー<
8209>が寄り付き大量の買い注文を集め、カイ気配スタートで一気に水準を切り上げている。同社は近畿圏を地盤に低価格のうどん店を展開するが、新型コロナの影響で業績は低迷を余儀なくされている。ただ、21年4~12月期営業損益は2億1100万円の赤字(前年同期は5億6600万円の赤字)と損失幅は減少している。そうしたなか、前週末11日取引終了後、株主優待制度の再開を発表した。毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて2000~1万5000円分の優待券を贈呈する。また、優待券は親会社で福証上場のファミレスであるジョイフル<
9942>が運営する店舗(フランチャイズ店を除く)でも利用可能となった。期末が接近していることもあり、これを材料視する買いが集中した。
出所:
MINKABU PRESS