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【注目】★本日の【イチオシ決算】 アスカネット、アイケイケイ、トミタ電機 (3月7日)

アスカネット <日足> 「株探」多機能チャートより

1)本日(3月7日)引け後に発表された決算・業績修正

 ●イチオシ決算

【アスカネット <2438> [東証M]】 ★今期経常を一転35%増益に上方修正
 ◆22年4月期の経常利益(非連結)を従来予想の2.8億円→4.4億円に56.1%上方修正。従来の13.6%減益予想から一転して34.8%増益見通しとなった。フォトブック事業でスタジオ向け写真集が好調に推移するなか、自社工場の稼働率が回復し、採算が大きく改善することが寄与。遺影写真加工などを展開するフューネラル事業で利益率の高い画像加工収入が伸びたことも上振れに貢献する。

 ●サプライズな決算発表・業績修正

 アイケイケイ <2198>   ★11-1月期(1Q)経常は2.2億円の黒字に浮上
 ◆22年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)の連結経常損益は2.2億円の黒字(前年同期は4.4億円の赤字)に浮上して着地。挙式・披露宴の延期が減少し、婚礼組数が回復したことが寄与。雇用調整助成金を計上したことも利益改善につながった。
  第1四半期は黒字化を達成したが、上期計画は1.4億円の赤字を据え置いた。

 トミタ電機 <6898> [JQ]  ★前期経常を29%上方修正
 ◆22年1月期の連結経常損益を従来予想の1億0700万円の黒字→1億3800万円の黒字(前の期は1億1900万円の赤字)に29.0%上方修正した。中国で5G通信関連やEV関連向けにフェライトコアの需要が急増したほか、コイル・トランスの販売でも産業機器関連や半導体製造装置向けが好調だったことが寄与。原価低減や経費削減の進展に加え、円安進行で為替差益が発生したことも利益を押し上げた。

 NATTY <7674> [東証M]  ★前期経常を33%上方修正
 ◆22年1月期(7ヵ月の変則決算)の経常利益(非連結)を従来予想の2.7億円→3.6億円に33.3%上方修正した。通常営業の継続などを背景に売上高が堅調に推移するなか、感染拡大防止協力金の一部を計上したことが利益を押し上げた。

 ワットマン <9927> [JQ]  ★今期配当を20円増額修正、株式分割も発表
 ◆22年3月期の期末一括配当を従来計画の60円→80円(前期は60円)に大幅増額修正した。既存事業の営業利益が順調に推移していることを踏まえ、株主への利益還元を増やす。期末配当利回りは3.14%に上昇。
  併せて、3月末時点の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表。

2)3月8日の決算発表銘柄(予定)
 ■引け後発表
  ◆本決算:
   <4238> ミライアル
   <6696> ピースリー [東M]
  ◆第1四半期決算:
   <7804> B&P [東2]
  合計3社

 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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