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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 朝方に急落後は、ショートカバーにより急速に下げ幅を縮める


 日経225先物は11時30分時点、前日比170円安の2万6920円(-0.62%)前後で推移。寄り付きは2万6710円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6845円)を大幅に下回って始まると、一時2万6530円まで売られる場面があった。ただし、その後はショートカバーが入って急速に下げ幅を縮め、前場半ばには2万6990円まで買い戻された。前引けにかけては2万6890円~2万6990円辺りでの保ち合いを継続。

 ウクライナ情勢を巡る報道に大きく振らされる相場展開となった。朝方には「ロシアがウクライナに侵攻した場合、複数の都市を標的にする恐れがある」との報道を受けて、日経225先物は足元で底堅さが見られていた2万6700円を割り込んだことで、ショートの動きが強まった。その後、「フランス大統領は米ロ首脳会談を提案し、双方が受け入れ」と報じられると、一気にショートカバーに向かうなど、短期筋の売買を中心に荒い値動きだった。NT倍率は先物中心限月で一時14.03倍までに低下した後は、14.07倍と落ち着きを見せている。

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