【材料】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」2位にアルマード
アルマード <日足> 「株探」多機能チャートより
14日の取引終了後、22年3月期の期末一括配当予想を無配から40円へ引き上げ、4期ぶりに復配すると発表。あわせて上限を60万株(発行済み株数の5.93%)、3億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は2月15日から3月31日までで、資本効率の向上を図ることが目的という。
また、同時に第3四半期累計(4~12月)単独決算を発表しており、売上高41億3000万円(前年同期比23.2%増)、営業利益6億2100万円(同45.4%増)、純利益4億3200万円(同46.8%増)と大幅増益となった。テレビ通販は計画を下回ったものの、直販及び外販事業が計画に対し順調に推移し全社業績を牽引した。
これらを受けて、同社株には朝方から買いが殺到し、カイ気配でスタートした後は気配値を切り上げる展開。午後2時30分時点ではストップ高の645円水準でカイ気配となっており、なおも買いを集めていることが買い予想数の上昇につながっているようだ。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高を従来予想の48億8300万円から53億円(前期比16.5%増)へ引き上げ、営業利益8億2000万円(同55.7%増)、純利益5億5600万円(同51.4%増)は従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS