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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 リバランスの流れからNT倍率は一時14.28倍に上昇


 日経225先物は11時30分時点、前日比110円高の2万8300円(+0.39%)前後で推移。寄り付きは2万8330円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8300円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。日経平均株価が2万8332円72銭と1月SQ値の2万8266円57銭を上回って始まったことからセンチメントが改善するなか、日経225先物は一時2万8430円まで上昇。ただし、5日移動平均線水準での攻防を見せるなかで次第に戻りの鈍さを受けて軟化すると、前場半ばには2万8260円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、SQ値水準での底堅さも意識されており、その後は2万8300円を挟んだもち合いで推移している。

 日経225先物は1月SQ値を支持線とする一方で、5日線水準が上値抵抗線として意識されている。また、ファーストリテイリング<9983>のほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクグループ<9984>など指数インパクトの大きい値がさ株の上昇が目立つなか、NT倍率は先物中心限月で一時14.28倍に上昇した。海外投資家の売買が限られるなか、リバランス中心の流れから、NTショートの巻き戻しの動きを見せているようだ。

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