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【市況】13日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は176ドル安と3日ぶり反落

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 13日の米株式市場では、NYダウが前日比176.70ドル安の3万6113.62ドルと3日ぶりに反落した。
 
 米連邦準備制度理事会(FRB)高官から金融引き締めに前向きな発言が相次いだことを受け、ハイテク株などが売られた。ナスダック指数も下落した。FRBの副議長に指名されたブレイナード氏は上院の公聴会で、3月のテーパリング(量的緩和縮小)の終了次第、利上げを開始できる態勢にあると述べたほか、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁も年内少なくとも3回の利上げを実施する可能性があると発言した。テスラ<TSLA>やアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>が安く、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が値を下げた。アリババ<BABA>やネットフリックス<NFLX>、JPモルガン<JPM>が軟調だった。半面、TSMC<TSM>やフォード<F>、ボーイング<BA>が高く、マスターカード<MA>やバークシャーハサウェイB<BRK.B>が値を上げた。

 ナスダック総合株価指数は、381.580ポイント安の1万4806.812と4日ぶりに反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億4092万株だった。

出所:MINKABU PRESS

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