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【材料】買取王国が大幅反発、人件費発生が想定下回り22年2月期業績予想を上方修正

買取王国 <日足> 「株探」多機能チャートより
 買取王国<3181>が大幅高で3日ぶりに反発している。前週末7日の取引終了後、22年2月期の単独業績予想について、営業利益を9000万円から1億4000万円(前期比12.0%増)へ、純利益を5900万円から8900万円(同12.7%減)へ上方修正したことが好感されている。

 従来予想では人件費の上昇を予想していたものの、店舗シフトの見直しなどに取り組んだことで労働時間が適正化し、人件費の発生が予想を大きく下回ったことが要因。また、広告宣伝費などの費用発生も予想より少なかったとしている。なお、売上高は50億5100万円(同3.2%増)の従来見通しを据え置いている。

 同時に12月度の月次売上概況を発表しており、既存店売上高は前年同月比0.4%減と4カ月連続で前年実績を下回った。ファッション・ホビー・トレカなどが順調に推移したものの、その他サブ商材をカバーできなかった。

出所:MINKABU PRESS

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