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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):セキュアヴェ、ミクニ、ニチモウ

セキュアヴェ <日足> 「株探」多機能チャートより
■エーザイ <4523>  6,876円  -98 円 (-1.4%)  本日終値
 エーザイ<4523>が続落。同社は17日、アルツハイマー病治療薬候補「アデュカヌマブ」について、欧州医薬品庁(EMA)の欧州医薬品委員会(CHMP)が販売承認申請に否定的見解を採択したと発表した。既に評価委員会では販売承認しないと勧告していたことから、今回の否定的見解は織り込み済みだが、22日に予定されている厚生労働省による承認の可否の審議に影響を与えるのではないかとの見方が、売りにつながっているようだ。

■日本証券金融 <8511>  828円  -10 円 (-1.2%)  本日終値
 日本証券金融<8511>は一時プラス浮上。同社はきょう午後1時30分に、中期的な経営方針における「2021年度以降2025年度までの間、配当及び自己株式取得の機動的な実施により累計で総還元性向100%を目指す」という方針に基づき、220万株(発行済み株式総数に対する割合2.4%)もしくは18億円を上限とする自己株式の取得枠を設定すると発表した。取得期間は21年12月21日から22年3月31日までとしている。

■セキュアヴェイル <3042>  365円  +40 円 (+12.3%)  本日終値
 セキュアヴェイル<3042>が急反発。きょう付の日本経済新聞朝刊で「政府は情報通信や電力など14分野の重要インフラ事業者にサイバー攻撃への備えを義務付ける」と報じられたことを受けて、サイバーセキュリティー関連として人気化しているようだ。

■ミクニ <7247>  334円  +35 円 (+11.7%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 ミクニ<7247>が商いを伴って急騰。同社は前週末17日、インド自動車大手のタタ・モーターズから1.2リットルガソリンエンジンに搭載される吸気VVT(可変バルブタイミング)を受注したと発表しており、これを好感した買いが入ったようだ。既に11月から生産、12月から納入を開始している。会社側では、同製品は燃費向上によるCO2排出量削減、排出ガス低減に寄与する製品であり、今後のインド市場において需要が高まるものと期待されるとしている。

■ニチモウ <8091>  2,315円  +215 円 (+10.2%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 ニチモウ<8091>が反発。同社は17日取引終了後に、3カ年の中期経営計画を策定したと発表。最終年度となる25年3月期の連結営業利益目標を33億円(21年3月期実績は21億7700万円)としていることが評価されているようだ。25年3月期の連結売上高目標は1300億円(21年3月期実績は1133億1700万円)。事業規模拡大による企業価値の向上やグループ内事業連携の強化、グループ内部統制の強化などを掲げている。

■ソーバル <2186>  1,049円  +46 円 (+4.6%)  本日終値
 ソーバル<2186>が全体下げ相場に抗して大幅高。同社は組み込みソフトの受託開発及び技術者派遣を展開しているが、AI・IoT分野を経営の重点エリアとしており、ソニーグループ<6758>を筆頭に、トヨタ自動車<7203>など大資本企業を顧客に抱えている点が注目される。トヨタとは自動運転分野における今後の展開に期待がかかる状況にある。業績面も好調、22年2月期は前期比2.3倍の5億8000万円予想とV字回復を見込むが、一段の上振れ余地がある。また、23年2月期も2ケタの利益成長が有力視されている。

■ラサ商事 <3023>  968円  +41 円 (+4.4%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 ラサ商事<3023>が大幅高で3日続伸。前週末17日の取引終了後、22年3月期の期末配当予想を21円から29円へ増額修正したことが好感された。中間配当と合わせた年間配当予想は50円となる予定で、前期実績に対しては12円の増配になる予定だ。また、21年3月末の株主に対する株主優待を最後に株主優待制度を廃止すると発表した。従来は毎年3月末時点の株主に対して、「緑の地球防衛基金」に対して1人当たり50円、NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」に対して同60円を株主に代わって寄付をしていたが、配当金によって直接的な利益還元を行うことが適切と判断したという。同時に、22年1月14日付で92万6162株(発行済み株数の7.17%)の自社株を消却すると発表しており、これも好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は1198万3838株となる予定だ。

■竹本容器 <4248>  850円  +31 円 (+3.8%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 竹本容器<4248>が4日続伸。前週末17日の取引終了後、21年12月期の期末配当予想を14円50銭から17円50銭に増額修正したことが好感された。中間配当と合わせた年間配当予想は32円となり、前期実績に対しては13円の増配になる予定だ。

■INCLUSIVE <7078>  1,424円  +29 円 (+2.1%)  本日終値
 INCLUSIVE<7078>が高い。日本経済新聞電子版がこの日正午ごろ、「ロケット開発スタートアップのインターステラテクノロジズ(IST、北海道大樹町)は、観測ロケット『MOMO』の性能向上に向けた共同研究を北海道大学と始めた」と報じたこと受けて、ISTと資本提携関係にある同社に思惑的な買いが入ったようだ。記事によると、ロケットの発射で起こるエンジンノズルの浸食のメカニズム解明と抑制策を検討するとしており、11月1日に着手し、22年3月末まで合計5カ月間取り組むという。INCは10月26日、ISTとの資本提携を発表。ISTが提供する観測ロケット「MOMO」の広告ソリューションとしての企画・営業を支援することでシナジー効果を創出するほか、将来的に協業を深化させていくことにより宇宙関連ビジネスモデルの構築、人工衛星を活用した産業支援ソリューションや、ユーザーとの接点を強化する情報流通ソリューションの提供を検討するとしていた。

■ディー・ディー・エス <3782>  139円  +2 円 (+1.5%)  本日終値
 ディー・ディー・エス<3782>は反発。同社は17日取引終了後、証券・金融業界においてITシステム・サービスの提供を行う東証コンピュータシステム(東京都江東区)が「ソリューションクラウド化サービス」で、SaaS化したディディエスの「万能認証基盤 Themis(テミス)」の提供を開始したと発表した。「万能認証基盤 Themis」は、指紋認証をはじめとする生体認証、ICカード認証、パスワード認証など、さまざまな方法による認証を行える認証基盤。「ソリューションクラウド化サービス」は、既存ソフトウェアをSaaS化する新サービスで、SaaS化したいものの社内体制の構築が難しい、SaaS化支援のベンダーは知っているが初期投資がかかるなどの課題を、東証コンピュータシステムのノウハウを使い、低コストでSaaS化を支援するものとしている。

●ストップ高銘柄
 フレアス <7062>  1,000円  +150 円 (+17.7%) ストップ高   本日終値
 SIホールディングス <7070>  670円  +100 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値
 和心 <9271>  549円  +79 円 (+16.8%) ストップ高   本日終値
 以上、3銘柄

●ストップ安銘柄
 アミタホールディングス <2195>  13,570円  -4,000 円 (-22.8%) ストップ安   本日終値
 サイエンスアーツ <4412>  11,080円  -3,000 円 (-21.3%) ストップ安   本日終値
 以上、2銘柄

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