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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万8250円を支持線とした2万8500円とのレンジに移行する可能性も意識されてきた


 日経225先物は11時30分時点、前日比430円高の2万8280円(+1.54%)前後で推移。寄り付きは2万8120円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8095円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。買い一巡後に2万7960円まで上げ幅を縮める場面が見られたものの、2万8000円を挟んだ底堅さが意識されるなか、前場半ば辺りから上げ幅を広げると、一時2万8340円まで上昇。買い一巡後は2万8300円を挟んだ水準で保ち合いで推移している。

 ギャップスタートで始まり、その後も2万8000円水準での底堅さが見られるなか、オプション権利行使価格の2万8000円~2万8250円のレンジに切り上がった。前引けにかけて上げ幅を広げたことから2万8250円を支持線とした2万8500円とのレンジに移行する可能性も意識されそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で14.33倍と横ばいで推移しており、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>など値がさ株の強い値動きが目立つものの、リバランスの動きにとどまっている。

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