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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:日電波、ソフトバンクG、HENNGE

日電波 <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本電波工業 <6779>  1,680円  +189 円 (+12.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 日本電波工業<6779>が急反発している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が6日付で投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を1200円から2200円へ引き上げたことが好材料視されている。同証券では、ミックス改善や価格是正により四半期業績が顕著に向上している点を踏まえて、構造改革に伴う業績改善を評価。23年3月期に営業利益30億円を目指す中計は1年前倒しで実質達成となる確度が高まったことで、今後は成長戦略に視点が移ると判断しているとしており、22年3月期の営業利益予想を38億円から53億円へ、23年3月期を同42億円から60億円へ引き上げている。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,499円  +396 円 (+7.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 ソフトバンクグループ<9984>は買い優勢、満を持して8日ぶり反発に転じた。前日までの7営業日続落でこの間に1600円近くも株価水準を切り下げていたこともあって、目先値ごろ感からの押し目買いや空売りの買い戻しを誘う状況にある。前日の米国株市場でハイテク株比率が高いナスダック総合指数が反発に転じたことが同社株にとってポジティブ材料となっているほか、ここ下げが続いていた中国電子商取引最大手のアリババ集団<BABA>が7日ぶりに急反発し、10%を超える上昇をみせたことが株価を刺激する格好となっている。アリババはCFO(最高財務責任者)の交代や電子商取引の部署再編といった構造改革が材料視された。また、ソフトバンクGは攻めの経営に意欲をみせており、7日に韓国ネイバー系メタバース企業への出資報道なども株価上昇を後押ししている。

■HENNGE <4475>  4,130円  +240 円 (+6.2%)  11:30現在
 HENNGE<4475>は大幅反発。同社は午前9時30分ごろ、SaaS認証基盤(IDaaS)の「HENNGE One」が、Chatworkストレージテクノロジーズ(東京都新宿区)のクラウドストレージサービス「セキュアSAMBA」に対応したと発表した。「HENNGE One」は「Microsoft 365」や「Google Workspace」など、複数のクラウドサービスへのセキュアなアクセスとシングルサインオンを可能とする。また、「セキュアSAMBA」は高いセキュリティ水準、かつ低価格で利用できるクラウドストレージ。今回の連携により、「HENNGE One」を利用する企業は「セキュアSAMBA」へのシングルサインオンが可能となり、わずらわしい複数ID、パスワードの管理から解放される。さらに、IP制限や二要素認証などのアクセス制御機能によって、不正アクセスのリスクを防ぎながら「セキュアSAMBA」を安全に利用できるとしている。

■オンワード <8016>  317円  +13 円 (+4.3%)  11:30現在
 オンワードホールディングス<8016>は3日続伸している。6日の取引終了後に発表した11月度月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比12.7%増と2ケタ増で2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。緊急事態宣言の全面解除に伴い外出機会が増え来店客数の増加につながったことが寄与した。アパレル関連事業では、月後半に気温が低下したことによりコートなどの秋冬物の販売や、ライフスタイル関連事業では、クリエイティブヨーコのペット関連商品が好調に推移した。なお、全店売上高は同7.1%増だった。

■日本航空 <9201>  2,159円  +72 円 (+3.5%)  11:30現在
 日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>がいずれも上値指向を強めている。両銘柄とも新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染拡大懸念から、11月下旬から急速に下値を探る展開を強いられていた。しかし足もとでは空売りの買い戻しでリバウンドに転じている。前日の米国株市場では景気敏感株への買いが顕著となりNYダウが今年最大の上げ幅を記録した。オミクロン株は感染力こそ強いものの軽症が多いことも確認されており、これを受けて行き過ぎた不安心理の後退から売り込まれた景気敏感セクターを買い戻す動きを誘発、ボーイング<BA>が3.7%高に買われるなど戻り足を強めた。東京市場でもこれに追随する動きで「空運」は業種別騰落で、東証1部33業種中、値上がり率首位となっている。

■青山商事 <8219>  724円  +24 円 (+3.4%)  11:30現在
 青山商事<8219>は3日続伸している。10時30分ごろに発表した11月度の月次売上高(速報)で、ビジネスウェア事業の既存店売上高が前年同月比6.2%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。客数が同0.7%減と10月の同6.2%減から改善を見せたことに加えて、客単価が同6.9%増と上昇したことが寄与。スーツは低調だったが、フォーマルなどが好調だったとしている。なお、全店売上高は同2.3%減だった。

■アインホールディングス <9627>  6,340円  +190 円 (+3.1%)  11:30現在
 アインホールディングス<9627>が反発している。6日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されている。上限を10万株(発行済み株数の0.28%)、または7億円としており、取得期間は21年12月7日から22年3月31日まで。資本効率の改善及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的としている。

■ヨネックス <7906>  1,054円  +30 円 (+2.9%)  11:30現在
 ヨネックス<7906>は7日続伸し、年初来高値を更新。同社は6日取引終了後、スポーツ用品事業を展開するブリヂストンスポーツ(東京都中央区)の子会社で、タイにおいてテニスボール製造・販売を行うブリヂストン・テクニファイバーの株式を取得し、子会社化すると発表した。株式取得は22日を予定し、取得価格は非公表。ブリヂストン・テクニファイバーは高い技術力を有し、さまざまな国際大会において評価されているテニスボールの製造・販売を行っており、ヨネックスもこれまでテニスボールの供給を受けていた。テニス市場全体が活況を呈する中、ラケット、ストリングに加え、今回の子会社化によってテニスボールの展開を強化し、総合テニスブランド化を推進するとしている。

■DyDo <2590>  4,995円  +130 円 (+2.7%)  11:30現在
 ダイドーグループホールディングス<2590>が反発。同社は6日取引終了後、連結子会社であるダイドーファーマが、ランバート・イートン筋無力症候群(LEMS)への効果が期待される治療薬(開発番号「DYD-301」、一般名「amifampridine」)について、日本国内におけるLEMSの患者を対象とした第3相臨床試験を開始したと発表した。「DYD-301」は、ダイドーファーマが米国のバイオ製薬企業であるカタリスト社(フロリダ州)から、日本国内でのLEMSを対象とした治療薬の共同独占的開発・製造販売実施権及び独占的商品化実施権の許諾を取得し、日本における治療薬の開発を行っているもの。「Amifampridine」は欧米においてLEMSを適応症として承認されている医療用医薬品で、カタリスト社が米国では「Firdapse」という商品名で販売している。

■キヤノン <7751>  2,601円  +66 円 (+2.6%)  11:30現在
 キヤノン<7751>が反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「暗闇でも高画質でカラー撮影できる画像センサーを開発した」と報じられており、これが好材料視されている。記事によると、デジタルカメラに使われるCMOSセンサーがぎりぎり感知できる明るさの10分の1程度の微弱な光まで認識でき、肉眼で何も見えない状況でも鮮明に撮れるという。22年後半にも量産を開始し、キヤノン製の防犯カメラに搭載して23年にも市場に投入するとしている。

■JR東日本 <9020>  7,186円  +180 円 (+2.6%)  11:30現在
 JR東日本<9020>が3日続伸で25日移動平均線上に株価を浮上させてきたほか、JR西日本<9021>も上値指向。このほか東急<9005>、京浜急行電鉄<9006>、京成電鉄<9009>など電鉄株が総じて上昇している。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染拡大による人流抑制の動きが警戒されたが、重症化しにくい傾向もあり、米国では景気敏感株へのショートカバーが活発化している。東京市場でも電鉄株は空売り筋の対象となりやすかったが、目先その反動で戻り足をみせる銘柄が多くなっている。

■JMDC <4483>  7,950円  +140 円 (+1.8%)  11:30現在
 JMDC<4483>が反発している。6日の取引終了後、12の検査項目でカラダの健康状態が分かる指標「健康年齢」を保険薬局向けに提供を開始すると発表しており、これが好感されている。「健康年齢」は、JMDCが保有する約160万人の匿名化された健診データと医療費をもとにモデル開発を行い、地域の健康サポートや健康増進など医療現場のさまざまな取り組みで利用されているサービス。この「健康年齢」のレポートを、薬局で行う健康サポート業務と合わせて活用することで、科学的根拠に基づいたより細かな支援を実現して、地域の人々の日常生活や生活習慣病予防、受診などの意識・行動変容につなげる役割を果たすとしている。なお、提供は子会社ユニケソフトウェアリサーチが行う。

■長瀬産業 <8012>  1,791円  +23 円 (+1.3%)  11:30現在
 長瀬産業<8012>は5日続伸。同社は6日取引終了後、金属有機構造体(Metal-Organic Framework、以下「MOF」)を設計・製造する京都大学発のスタートアップ企業、Atomis(京都市上京区)と資本・業務提携を締結したと発表した。MOFは金属イオンと有機分子が特殊な配列で並び、ナノレベルの小空間を多数構成する有機無機ハイブリッド材料。提携では、長瀬産のネットワークを生かしたMOFの早期社会実装を目標にしており、長瀬産はMOFの機能による顧客製品の高付加価値化と工場などで排出される二酸化炭素の分離回収に向けた技術開発を推進するとしている。

■北越コーポレーション <3865>  802円  +10 円 (+1.3%)  11:30現在
 北越コーポレーション<3865>が3日続伸している。6日の取引終了後、22年1月21日出荷分から印刷・情報用紙、特殊紙、白板紙を値上げすると発表しており、これが好材料視されている。値上げ幅は15%以上。コロナ禍で印刷・情報用紙の需要は約2割減少し、生産数量の減少による固定費負担の増大をもたらしていることに加えて、直近の原燃料価格の急騰及び物流費の高騰により、企業の自助努力だけでは再生産可能な収益を確保することが困難な状況となったことが要因としている。

■三菱UFJ <8306>  627.9円  +5.3 円 (+0.9%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750>など生保株が堅調な値動き。前日の米国株市場ではオミクロン株への過度な不安心理が後退したことを背景に景気敏感株中心に買い戻しが活発化したが、一方でインフレへの警戒ムードが再び意識され、米長期金利が急反発に転じた。前日終値ベースで1.433%と1.4%台を大きく回復しており、これを背景にゴールドマン・サックス<GS>やJPモルガン<JPM>など大手金融株に買いが流入する形となった。

■フジタコーポレーション <3370>  400円  +80 円 (+25.0%) ストップ高   11:30現在
 フジタコーポレーション<3370>に買い人気が集中。同社は北海道を営業地盤に外食や物販事業を手掛けている。新型コロナウイルスの影響もあって業績は低迷しているが、6日取引終了後にEVO FUNDを割当先とする第三者割当で第6回新株予約権(行使価格修正条項付)を発行することを発表した。想定調達額は約1億7000万円となる。会社側では、この資金調達に伴い、乳製品事業や食肉製品事業の拡大に向けた設備投資や、ECサイトの販売強化に向けたシステム構築、運送事業拡大に向けたシステム構築や自動車の購入に充てる計画としている。この発表を受け、業績改善に向けた経営改革が期待できるとの見方が投資マネーの食指を動かした。

●ストップ高銘柄
 CINC <4378>  3,020円  +500 円 (+19.8%) ストップ高   11:30現在
 ウチダエスコ <4699>  3,160円  +500 円 (+18.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 サイエンスアーツ <4412>  10,620円  +1,500 円 (+16.5%) ストップ高   11:30現在
 シーズメン <3083>  1,141円  +150 円 (+15.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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