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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 短期的な仕掛けに対して追随する動きは限られる


 日経225先物は11時30分時点、前日比240円安の2万7830円(-0.85%)前後で推移。寄り付きは2万7910円とシカゴ日経平均先物清算値(2万7790円)を上回って始まり、現物の寄り付き直後には2万8020円まで下落幅を縮める場面がみられた。ただし、リバウンドの動きは限られ、戻り待ちの売りでその直後に2万7680円まで下げるなど本日も値動きの荒い展開となった。売り一巡後は2万7900円手前水準まで持ち直すものの、結局は2万7500円~2万8000円辺りでのレンジ推移である。

 朝方は意外と底堅い動きをみせたものの、プラスに転じられなかったことで戻り待ちの売りに押された格好だろう。週末に12月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えるなかで、ロール中心の売買となるため、短期的に仕掛けてくる動きに対して追随する動きは限られるようだ。指数インパクトの大きいソフトバンクグループ<9984>が本日も弱い値動きで年初来安値を更新していることも、神経質にさせよう。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.24倍まで低下する場面をみせている。

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